こんにちわ。
しおと月が満ちたです。
寒さもいよいよ厳しくなってきましたが、すねやひじ、かかとなどの部位のようにもともと皮脂の分泌の少ないところは、カサカサどころかザラザラして困っていませんか。
乾燥したカサカサ肌は、日増しにお尻や背中、腕の内側などピリピリと痛みを感じていませんか。
腸活をすることにより、お肌の調子が良くなり乾燥肌も改善してくるようです。
腸内細菌の事を知って、乾燥しないお肌に近づけるように腸活をしていきましょう。
腸活とは、腸内フローラと呼ばれる腸内環境をバランスよく整えることをいいます。
理想的な腸内フローラとは
人間の腸内には、1,000種類以上・100兆個もの腸内細菌が生息しています。
腸の壁に隙間なくびっしりと張り付いている状態はお花畑のように見えることから腸内フローラとよばれるようになりました。
腸内細菌の中には、私たちの体を守る善玉菌、増えすぎると悪影響がある悪玉菌、善玉菌の見方をしたり悪玉菌の見方をしたりする日和見菌です。
この3種類の菌の理想バランスは、善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7の割合です。
善玉菌=腸の細胞を元気にしたり、乳酸や酢酸などを作り出し腸内を弱酸性に保つ
悪玉菌=腐敗させて毒性物質を作り出し、腸内をアルカリ性にする
日和見菌=善玉菌・悪玉菌のうち優勢な菌と同じ働きをする
腸活のポイント
腸内環境を整えるとは、善玉菌を増やすことでもあります。
腸内で働く善玉菌を増やすには、善玉菌が好む食べ物を毎日の食事でとることが大事です。
善玉菌が喜ぶ食べ物は、食物繊維です。
食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類あり、腸内環境をよくするためには両方摂ることが大切です。
水溶性食物繊維は腸の善玉菌の栄養になったりします。
不溶性食物繊維は腸にたまった有害物質を回収したりします。
ハイパー食物繊維
食物繊維のほかに善玉菌が喜ぶ食べ物は、レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)です。つまり、冷ごはんです。レジスタントスターチは、水溶性と不溶性の食物繊維の特徴を兼ね備えている、ハイパー食物繊維なのです。また、大腸の奥深くにある直腸まで善玉菌を運ぶ重要な役割もしています。
現在より保温技術が整っていなかった頃は、今より冷ごはんをたくさん食べていたことでしょう。昔の人は意識しなくてもレジスタントスターチを摂取していたことになります。
腸内環境を整え、食べたものを十分に消化吸収できるようになると、健康になり乾燥肌の改善もできます。お昼ご飯は、海苔巻きおにぎりを食べて、美肌になりましょう。